初期型3本線C90、エンジンスワップ!

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今回はS様にご購入いただきました初期型3本線C90のご依頼です。当店にあったC90のベース車両で12Vエンジンを載せれないか?ということで、この初期C90やこの後のあんどんC90は12V HA02エンジンとは異なり、CS90やCL90などの系統のラージエンジンになります。12V、CDI点火のエンジンとして使用できるカブ系横型ラージエンジンといいますと、MD90もしくはCT110になります。ということでC90の後続といわれているMDエンジンを載せるということで決定いたしました。

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そこで、簡単にMDエンジンと言ったものの、搭載するMDエンジンが排ガス規制後のエンジンでブローバイガス還元ラインや2次空気供給装置やらそれに伴うエアーエレメントライン、また配線のほうではグリップヒーターコントローラユニット等のCDI点火ユニットとほぼ同じ形のものが付いていたり、キャブヒーターも含め通常のカブでは見ることのない配線の色がたくさんあります。またベースとなるC90は元々バッテリー点火なのでスイッチ、イグニッションキーの配線が通常の6Vのカブとも若干導通回路が異なります。配線を間引いてメインハーネスを製作し、配管を撤去して、エンジンはシリンダーヘッド・ピストン・ピストンリング・カムチェーン・ローラーガイドと腰上OH、さらにクラッチもOHして、点火ではスパークアドバンサーを交換し、カムはC90エンジンのカムのほうが若干ハイカム気味だったのでC90の物を使用しました。外装についてはフロントサスぺサスペンションOH・ブレーキシュー前後新品・チェーン、タイヤ前後新品にし、タンクサビ取り・ボディサビ取り磨き、タッチアップといった内容で進めました。もちろん12Vのバッテリーケースが入るように加工してイグニッションコイル・CDI等のユニットをきっちり収めて標準のバッテリーが納まるように加工しました。次にキャブレターをオーバーホールしてノーマルの吸気システムを利用してキャブ取り付け完了。キーをオンにしてニュートラルランプ・ウインカー・ホーン・ストップランプと正常に動作し、エンジン始動!エアースクリュー調整・クリップ位置変更で吹け上がりを確認し、最後に点火タイミング調整をして作業は完了となりました。

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10キロほど試運転をして、クラッチ調整、キャブ調整をして完了となりました。プラグを確認したところ少し濃い目ではありますが、乗った感じのレスポンスも悪くはないですし、慣らしの段階なので全開にも出来ないのでこの状態で慣らしが終わった時に最終チェックということになりました。試運転の感想としては非常にエンジンは静かで排気音も控えめの落ち着いた感じでジェントルなカブに仕上がったと思います。スプロケットの丁数はC90標準のフロント14丁・リア38丁ですが、あとはS様のお好みで今後の課題となりました。S様には非常に満足していただくことが出来ました。しかしやり応えのあるエンジンスワップ作業でした。この度はありがとうございました。
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