スパークアドバンサー!

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スパークアドバンサーって何?この装置、非常に重要な役割をしています。これは点火系の進角装置(エンジンの回転数によって広がることでポイントヒールにあたっているカムの位置が変わり、点火時期を速める装置)なんですが、カブでいうとC65に始まり、C50あんどんセル付き・C50カモメ・C70あんどん~センターチョーク・C70カモメ~センターチョーク・C90あんどん・C90カモメ・CM90・CM91やCS90・CL90・C200も含めて6V・ポイント車のカブ系にはこの装置が付いています。またCDI車でもMD90やCT110など昔の構造を引き継いでいる車両にも一部存在します。ちなみにモンキーやシャリー、セルなし別体カブ50には点火時期は固定でスパークアドバンサーはありません。これについて話を細かくするときりがないので簡潔に説明すると、この装置のコンディションが悪いとエンジン自体の調子も悪くなるということです。サビやグリス切れで動きの悪いものやバネの張力が落ちて均等に動かなかったり、広がり、戻りが悪かったり…。このスパークアドバンサーが新品で入手できればワケはないのですが、古い車両では日立、国産電機、日本電装など形状が違ったり、カム山の方向・取り付け穴の直径などすべてバラバラだったりします。またスーパーカブのマグネトー点火の車両はほとんどがフライホイールの裏側にあり、部品としてはバラせるものの、フライーホイールと一体のものと考えてよいでしょう。また、ある車種では方軸であったり、カシメで固定されているものも存在します。で、何が言いたいかといいますと、整備、オーバーホールの作業を進めていると、この装置の動きが渋かったりまたは固着して全く動かなかったり、バネが折れて破損していたり、なんせOH必須なのです。もしくは交換、修理不可で作業がストップする場合もあります。点火装置ポイント・コンデンサーをはじめ、キャブレターと同じくらい重要な部分で発電点火コイル、ポイント、コンデンサー、イグニッションコイル、プラグコード、プラグキャップ、プラグが正常であっても点火時期がずれていたり、この進角装置のコンディションが悪いとアイドリングが不安定になったり、中速からの伸びが悪かったりと、キャブ不調のような症状が出たりするのです。C100などのOHV車はスタイルが旧車という感じがして簡単に飛びつく方は少ないと思いますが、あんどんカブなんかは一見12Vカブとあまりスタイルが変わらないので、オイルを見てキャブ洗浄してエンジンがかかれば、カブは丈夫でつぶれないというイメージで乗り出す方が比較的多く思いますが、歴とした旧車で構造の違う部分が大いにあります。走る・曲がる・止まるの”走る”という部分でもこのあたりも見直して整備をすることによってよりいっそう調子のよいエンジンになるでしょう。   
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